皆様こんにちは、金上小口商店「事業承継のお手伝い」の小口です。

今日は長野市の事業承継支援機関、長野県中小企業活性化協議会様のお話をさせていただきます。

　長野県中小企業活性化協議会（旧長野県中小企業再生支援協議会）様は私がカネジョウ社長就任２日目にして粉飾決算の事実と債務超過があるので金融機関の調整を相談にお伺いした機関です。

　中小企業活性化協議会様は事業者様の経営が順調でないときに受診する「総合病院」のような存在です。

　病院ですのでもちろん軽症の段階で受診すれば回復も早いですが、大体の場合は重症になってから相談するので大掛かりな外科手術が必要になる事業者様が多いです。

　私は債務超過で手元資金も乏しかったため、自分の再建計画にお墨付きをいただくことでバンクミーティングを円滑に進行させるためにお力を頼りました。（自力でやる人は少ないと思います）

　税理士や中小企業診断士の先生を紹介いただき（私のようなアドバイザーも含む）、事業者様と金融機関様の間に入って調整してもらうのが一般的な活用の仕方だと思います。

　私は事業承継の専門家ですが事業再生と金融安定、経営安定を達成した実績もありますので是非お気軽にご活用くださいとお願いをしてきました。

　これに関しては諸説あるところですが、私は二期連続赤字を出したらすぐに相談すべきと考えます。

　「まだ大丈夫」「今は状況が悪かっただけ」「金融機関も何も言ってこない」など行かなくていい理由はいくらでも浮かびます。

　しかし中小企業活性化協議会様は破綻ギリギリになったら相談する窓口ではなく、自社を「活性化」させるために相談するための窓口です。

　自分で考えているだけでは気付けなかったアイデアや支援機関の窓口も一緒に探っていただけますし、各方面の専門家を紹介いただき格安で支援していただくことも可能です。（こちらもご参照ください）

　長野県中小企業活性化協議会様は多くの専門家と提携されていて、相談者様からのお悩みに応じて先生方を紹介し問題解決に前向きに取り組んでいらっしゃいます。

　私はまだ駆け出しの部類ですが、多くのご指名をいただけるように頑張って活動していきたいです。