◎事業譲渡経験者情報(プロフィール)

・名前 小口 博毅(おぐち ひろき)

・前職 株式会社カネジョウ 代表取締役

・経営歴 衣料品小売店の代表取締役として8年

・事業承継経験 父親から会社を承継

 (粉飾決算有、債務超過、赤字経営、持ち株0でスタート)

・資格 特筆すべきものはございません

上記の状態から、経験なしの私でも事業承継を

成功させることができました!

是非あきらめず、まずはご一報くださいませ

当サイトをご覧いただきありがとうございます

事業承継経験者の小口です。

私は赤字会社を父から承継し、事業を立て直しながら第三者承継を成功させることができました。

この経験が皆様の事業承継お手伝いのお役に立てると思いこのサイトを立ち上げてみました。

少し長いですが、私の事業承継経歴を書いてみました。

1.私が最初に入社したのは父の経営する会社

父の会社はバブル崩壊前後から坂道を転がり落ちる勢いで業績が悪化。新しい試みも悉く失敗し打つ手なしの状態でした。

2.万年赤字で資金繰りは自転車操業

過去の貯えもほとんど吐き出し、新規借り入れを起こしては支払をするという典型的な自転車操業状態でした。

3.事業再生計画を上奏も却下される

現場や後方業務の経験が増え全部門の部長を兼任していく中で、抜本的な業務見直しによる事業再生計画を立案・当時の社長に上奏しましたがあえなく却下となりました。

4.少し考え方を変えてみました

この時期に「どうするか?」ではなく「どうなっていたいか?」を主体とする目的・目標・計画立案の方策を取るように考え方を変えるようにしました。

5.自身の退社か退陣を迫り事業承継

「私を首にするか」「私に全ての借金を押し付けて辞任するか」を社長に問いただし、私が一人で連帯保証人になり新社長に就任することが決まりました。

6.事実公開とバンクミーティング

就任初日に全社員に「粉飾決算の事実」と「次の代は一族外から社長をお招きする」「次の社長には再建した会社を承継する」事を公表し、協力を依頼しました。

その翌日長野県中小企業再生支援協議会様に連絡を取り、私の作成した再建計画を専門家の方と修正して、金融機関との協力関係を再構築していきました。

7.債務超過を解消し、M&A情報を公開

上記バンクミーティングに際し銀行指定の公認会計士に協力を仰ぎ、財務DDを依頼しました。

私から提出した資料に隠し事がなく、銀行に提出していた修正決算書とほとんど相違がなかったことで、再建計画を承認いただきました。

計画実行は困難を極めましたが、無事7年で債務超過を解消することに成功しました。

8.数十社面談の結果、無事事業譲渡を成就

企業概要書を作成し地元企業の社長さんや、プラットフォーム上で全国の社長さん数十人と面接する中で無事事業譲渡先を見つけることができ事業承継を成功させることができました。

最後まで読んでいただきありがとうございます

事業承継で自分自身が実行したこと

  1. 事業承継計画書を作成、実行、達成しました

  2. 借入員返済計画書を作成、実行、達成しました

  3. 債務超過解消後、企業概略書を作成しました

  4. 企業概略書を使い法人様を訪問し、M&Aの交渉をしました

  5. ネットのプラットフォームにM&A情報を作成・掲載し、マッチングや面談を行いました

  6. 最終的にネットプラットフォームでマッチングした企業様と最終合意書を交わし、M&Aによる事業承継を成功させました

事業承継を相談させていただいた機関(順不同)

  • 岡谷商工会議所様

  • 諏訪信用金庫様

  • 八十二銀行様

  • 長野県信用保証協会様

  • 長野県中小企業再生支援協議会様

  • 長野県事業承継引継ぎ支援センター様

  • 中小機構様

  • 長野県よろず支援拠点様

実際に使用したプラットフォーム(順不同)

  • BATONZ(バトンズ)

  • トランビ

  • ビズリーチ・サクシード

  • スピードM&A

  • M&A PARK(エムアンドエーパーク)

  • M&Aナビ

  • MAfolova(マフォロバ)